HGSS,DPPt乱数調整の起動時間計算方法
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1.はじめに
本ページでは、HGSS,DPPt乱数調整の起動時間計算方法を記載します。私が作成した4世代乱数調整補助ツールを使用すれば、自動で計算できますが、ツールは完ぺきなものではありません。
また、自己流にアレンジできると待機時間を短くすることや、好きな日付にすることができます。
何かミスをした時の原因特定にも役立つので、計算方法やこのページの存在を頭の片隅にでも置いておくと便利です。
2.起動時間の計算方法
起動時間の計算は3つに分けられる
・待機時間
・つづきからを選択する時間
・ゲーム選択の時間
ゲーム選択の時間 = つづきから選択の時間 - 待機時間
本ページの説明では、以下の検索結果を使用します。
・1匹目
性格 = おくびょう
性格値:c5ee7cf6
個体値:31-14-31-31-31-31
特性:1
めざパ:龍70
初期seed:10b042f
seed消費数:14
月×日+分+秒:1 or 257
時:11
フレーム+年-2000:1071
待機時間(フレーム)の計算
待機フレームは、ゲームの選択時~続きからを選択するまでの時間となる
PHSの計算結果の「フレーム+年-2000:」の値を使用
待機フレームとDSの設定年から2,000を引いた値がPHSの計算結果の「フレーム+年-2000:」の値と同じになるよう計算を行う
HGSSはゲームを選択してからロードされるまでに約350Fの空白時間があるため、「フレーム+年-2000:」の値に350Fを加算
DP/Ptはゲームを選択してからロードされるまでに約240Fの空白時間があるため、「フレーム+年-2000:」の値に240Fを加算
計算例はHGSSで行う。
計算方法はDPtも同じになる(空白時間のみ相違)
加算後の値を60で割る
除数が待機時間(秒)となる
剰余を年数とする
例:フレーム+年-2000:1071の場合
1071 + 350 = 1421
1421 / 60 = 23…41
23秒待機、年数は余りの41と2000を合算し2041年となる
以下補足情報
年数が39年以下の場合、60年プラスすることにより待機時間を1秒減らすことができるためお得
RTA等で少しでも待機時間を短くしたい場合は99年にすることにより可能な限り短くできる(秒数は端数になる)
秒数を端数なしにする(15.00秒等)と秒ずれという現象が発生するという人もいるが、1回やって秒ずれが発生した場合は、ズレを確認し、約0.5秒早く or 約0.5秒遅くゲーム選択をすれば解消されるためあまり気にしなくてもいい
つづきからを選択する時間
PHSの計算結果の「月×日+分+秒」の値と「時」の値を使用
待機時間を考慮し、できるだけゲーム選択を行いやすい日時を選択
ゲーム選択は、時刻設定から電源の入れ直しで6~8ほどかかるため10秒選択付近を目指すと楽にできる
計算順番は以下が楽
・秒数を決定
・月日を決定
・分を決定
例:「月×日+分+秒」が257、「時」が11の場合
例では23秒待機と計算されたため33秒に続きから選択ができるよう秒を決める。
秒は33秒
残り224
月×日を計算10*22で220
残り4になるため、分が4
全てを組み合わせると
2041年10月22日11時4分33秒に続きからとなる
ゲーム選択の時間
続きからを選択する時間 - 待機時間(秒)でゲーム選択の時間を算出
例の計算では、続きからを「2041年10月22日11時4分33秒」に設定、待機フレーム(1380F)を秒に変換し23秒
2041年10月22日11時4分33秒 - 23秒で「2041年10月22日11時4分10秒にゲーム選択」となる
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