ポケットモンスター(ウルトラ)サンムーン
固定シンボルの乱数調整のやり方
はじめに
検証等を行っていた方々の力で乱数調整をすることができます。感謝しましょう。
このページでは、乱数調整のやり方を説明します。
詳しい仕様等は検証を行っていた方々のブログを参照してください。
以下を参考にさせていただきました。
http://blog.livedoor.jp/x_x_saki_x_x/archives/55579090.html
http://www.smogon.com/forums/threads/sfmt-rng-in-sun-moon.3591281/
http://blastoise-x.hatenablog.com/entry/SM-RNG-abuse
質問等ある場合は、Twitterやニコニコ生放送、メール等でお願いいたします。
前準備
準備するもの
このページでは、「PokemonSunMoonRNGTool_v2.10」を使用します。
2DS/3DS/new3DS
3DS/new3DSはLLを含みます。ポケットモンスター(ウルトラ)サン/ポケットモンスター(ウルトラ)ムーン
乱数調整を行う固定シンボルの前までストーリーを進めておく目的の性格をした特性がシンクロのポケモン
あれば便利:「7世代固定乱数針読みツール」
初期seedの特定や、QR読み込みの針を録画してくれます。簡易フロー
1.ツール、シンクロ等の準備
2.初期seedの特定
3.目的の個体検索
4.現在のseed特定
5.乱数の消費と個体の捕獲
6.目的の個体なら終了、違っていたらズレを確認し「2.」へ戻る。
やり方
1.ツール、シンクロ等の準備
・前準備で紹介したツール(「PokemonSunMoonRNGTool」)を起動。・「固定乱数」タブ内の「針検索」タブへ移動。
・乱数調整を行うポケモンの目の前まで移動する。
・レポートを行う。
・ソフトリセットを行う(R + L + (START or SELECT))
2.初期seedの特定
・「つづきから はじめる」を選択する画面に表示される針を確認する。この際、針は必ずソフトリセットした直後1つ目の針から確認する。
操作ミス等で1度針を出してしまい、針の位置を確認していなかった場合はソフトリセットを行う。
SMの場合
ツールの「針検索」タブ内の針と実際に見た針の表示開始位置が一致している箇所をクリックする。Bボタンを押下し、タイトルへ戻り、Aを押下し再度「つづきから」の画面へ遷移する。
ツールの「針検索」タブ内の「初期seed候補」の結果が1つに絞られるまで、針の確認、ツールへの入力行為を繰り返す。
(8個以上入力すると候補が表示されます。候補が2つ以上出た場合は針の入力数を増やしましょう。)
※この作業中に「初期seed候補」に「Not Found」が表示された場合は、ソフトリセットを行い、最初から針の確認を行う。
「初期seed候補」に表示された値を同タブ内の「現在位置検索」「待機Frame計算」と「個体検索」タブの「検索範囲」の「初期seed」欄へ貼り付ける。
USUMの場合
針の位置を確認後、メモ帳にメモをする。Bボタンでタイトル画面へ遷移する。
Aボタンで再び「つづきから」の画面に移行し、針を確認しメモする。
この作業を針の数が8~10になるまで繰り返す。
https://rng-api.poyo.club/usm/sfmt/seed?needle=3,1,4,8,7,7,0,0,2,0にアクセスする。
URLのアクセス先の「needle=」以降の数値をメモした針に置き換える。(7個以下では結果が出ません)
例えば針が「14,2,8,16,5,14,11,16,8,6」の場合は「https://rng-api.poyo.club/usm/sfmt/seed?needle=14,2,8,16,5,14,11,16,8,6」になる。
結果が以下の様になっていた場合は特定成功です。
初期seedは「dd79ae96」です。
{"results": [{"seed": "dd79ae96", "encoded_needle": "145b17a6", "step": 477}]}
下記のような感じで候補が2つ以上出た場合は、針の数を増やして候補が1つになるようにして下さい。
{"results": [{"seed": "de7bf369", "encoded_needle": "1531b613", "step": 477}, {"seed": "4f9605d0", "encoded_needle": "1531b613", "step": 477}
下記の様に結果が出なかった場合は、どこかで間違えているのでソフトリセットしてやり直しましょう。
針を録画等している場合は怪しい場所を探して数値を置き換えて試すのもありです。
{"results": []}
3.目的の個体検索
欲しい個体を「個体検索」タブの「個体値から検索」から検索する。!!この際、ポケモン名は「カプ・コケコ」から変更せずにそのまま検索してください!!
別のポケモンを乱数調整する場合も個体値から見れば変わらないので、選択肢に無いポケモンを 入力しないでください。
エラーが出力されます。
右側に表示される検索結果から狙う個体の「F」列の数値を「針検索」タブの「待機Frame計算」のFrameの上限に入力する。
4.現在のseed特定
ゲームの「つづきから はじめる」を選択し、下画面から「QRスキャン」を選択します。QRを検索の下画面に表示される虫眼鏡のようなマークを押すか、Rボタンを押した際に下画面に出る針を4つほど確認する。
確認した結果をツールの「固定乱数」→「針検索」→「現在位置検索」→「針リスト」に入力します。
この際、針は連続した針を記録してください。
※起動した瞬間に表示される「カメラを起動します。」の横の針は見る必要がありません。
「計算」ボタンをクリックする。
USUMでは、ロードで477消費までされるため、477以下になることはありません
「末尾の針の位置は○○番目,次は△△」と表示されるので、△△の数値を「待機Frame計算」の「Frame」欄左側に入力する。
NPCの数を設定します。
※この際、主人公は数に含めません。
出力された「設定するFrame(EmTimer):○○○○」の値をエメタイマーの「フレーム:」へ入力する。
エメタイマーの「秒前からカウント開始」へ自分の環境にあった適切な数値を入力する。
(※最初はわからないと思うので、旧3DSの場合は2.1秒程度 New3DSの場合は1.5秒程度を入力し、微調整をして下さい。)
5.乱数の消費と個体の捕獲
QR検索画面でBボタンを押すと同時にエメタイマーをスタートさせる。(エネタイマーはスペースキーを押して、離した瞬間にもスタートすることができます。)
(QR検索画面でBを押すと針が表示されるが、見る必要はありません。)
エメタイマーのカウントが0になると同時に目標の個体との戦闘に入ってください。
(カプ系の場合は鳴き声テキストでA、ソルガレオルナアーラは0のタイミングで話しかけ、タイプ:ヌルは手に入れた!でA)
6.乱数調整の成否判定
目的の個体ならおめでとうございます。違った場合は個体検索から捕まえた個体を検索し、ズレを修正してください。
早かった場合はエメタイマーの「秒前からカウント開始」の数値を増やし、遅かった場合は「秒前からカウント開始」の数値を減らしてください。
目安は1Frameズレていた場合は0.03くらいの増減です。※要微調整
違った場合はタイマーを修正し、2.初期seedの特定へ戻ります。
最後に
質問などあれば下記にお願いします。 Twitterやニコニコ生放送、メール等
ポケモンUSUMで固定シンボルの乱数調整に成功しました。
— ごんぜっと (@_Gon_z) 2017年11月18日
ネクロズマ 31-02-31-31-31-31 おだやか(シンクロ失敗)
初期seed:0x228DDA58
NPC=2,旧3DSLLで3.61秒前からカウント開始
既存ツールを用いて、初期seed確認のみUSUM用のDBを参照しました。
孵化乱数調整同様に後でHPに手順を書きます。 pic.twitter.com/e7HnVe0BXG
ポケットモンスターサンムーンの固定シンボル乱数調整に成功しました。(シンクロは失敗しました。)(初期seed:0xc647272)
— ごんぜっと (@_Gon_z) 2017年1月24日
簡易版のやり方と自作ツールは後程公開します。 pic.twitter.com/BaEuQ1tBNn
カプ・テテフの乱数調整に成功しました。31-21-31-31-31-31(ひかえめ) 今の私のHPに公開している固定乱数調整のページ公開を中止して、近々、上位互換ツール(https://t.co/wzdNbbBtmQ)の説明ページに書き換えます。 pic.twitter.com/BAfgC3D2Vc
— ごんぜっと (@_Gon_z) 2017年2月1日
殿堂入り前のソルガレオの乱数調整に成功しました。(シンクロは失敗しました)(0xD09356A3)
— ごんぜっと (@_Gon_z) 2017年2月5日
瞬き対象は主人公含めて3で行いました。
先頭に入る前に自動で進む会話(鳴き声)が挟まりますが、それを考慮して1.09秒早くカウントを終了させました。(旧3DSLL) pic.twitter.com/U4FbVSACy0
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