HGSSの野生ポケモンの乱数調整のやり方
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1.はじめに
このページは乱数調整するための準備を読んでいることを前提で説明します。 また、文字ではわかりにくい人は、このページと同じようなことを説明している私の動画をご覧ください。厳選勢も寝返るHGSS乱数調整講座(動画)
野生ポケモンとは、草むらや洞窟、水上などでエンカウントできるポケモンのことを指します。
例:メタモン、ドーブルなど
(徘徊しているラティやエンテイ、ライコウは含みません。徘徊ポケモンの解説ページをご確認ください。)
また、一部の場所ではNPCの消費が発生する場合があります。
NPCの消費がある場所での調整は難易度が上がるため、初めはNPCが存在しない場所で調整することをオススメします。
今回、例に挙げるメタモンはNPC消費の無い場所です。
NPC消費がある/無いに関しては、インターネットで調べることで情報があると思います。
野生ポケモンの乱数調整で使用するツールは以下(同じ役割の別ツールでも可)
・PHS
・シンプルタイマー
(・4世代乱数調整補助ツール)
2.個体の検索
左上のリストボックスで野生乱数を選ぶと、小さいサブパネルが出現します。一番上で使うソフトを選択してその下で場所を選択します。
メタモンを乱数する場合は47番道路にしてください。
※タンバシティの洞窟を経由して滝登りで上った先
そして乱数するポケモンのチェックボックスにすべてチェックを付けてください。
メインの赤パネルに戻り、色々設定して実行してください。
HGSSでは出現する個体値の組み合わせには限りがあります。
目的の個体が出現しない場合はある程度個体値を妥協する必要があります。
3.起動時間と待機時間の計算
時刻の計算を行ってください。計算方法 / ツールの使い方がわからない方は以下のページを参照ください。
起動時間の計算方法ページ
今回は計算の結果、以下の時間を使用します。
2099年10月18日20時4分10秒にゲーム選択
2099年10月18日20時4分25秒に続きからを選択
4.ゲーム / タイマーの準備
手持ち・環境を準備する
・特性がシンクロで調整予定の性格と同じポケモン・「あまいかおり」を覚えているポケモン
・捕獲要因(必要な場合)
シンクロポケモン厳選方法はこちら(作成中)
・「おしゃべり」で音声を録音したペラップ(なくてもOK)
・眠り状態にしたポケモン(ペラップがいるか、消費が少なければなくてもOK)
・ウツギ博士にトゲピー見せてポケルスにも感染しておく
(・↑ウツギの条件が満たせない場合ジャグラーのマイクを電話登録しておく)
タイマーを準備する
今回はシンプルタイマーを用いて説明「待機時間」の単位を秒からFに変更
開始までの猶予は0秒
切り上げは0秒
無限ループはオフで0回
サウンドは好みに設定して下さい。
私は音で合わせているため、サウンド音の10秒前からにしています。
調整するポケモンの目の前まで移動する
捕獲用のポケモンや捕獲予定のボールを用意したのち、目的のポケモンの前まで移動を行う今回はメタモンを調整するので47番道路の滝上まで移動します。
なみのり、たきのぼりが必要なので気を付けてください。
徘徊ポケモンの位置を確認し、レポートをする。
PHSで目標の徘徊位置を確認してください。「seed調整」タブの設定を行い、実行ボタンを押すと目標の徘徊位置を確認することができます。
設定する場所は赤枠で囲っている箇所です。
今回の場合、目標のseedはライコウ30番道路、エンテイ42番道路になります。
(ライコウとエンテイの2匹のみが徘徊している場合)
徘徊ポケモンの位置をポケギアから確認する
基本は目標位置に徘徊ポケモンがいないことを確認してください。
慣れている人はPHSの「除外する道」を設定することで、正確な情報が得られます。
詳しくは以下のページを参照
乱数調整を行う際の徘徊ポケモン位置について
5.消費の計算
目的の個体を出現させるために、消費の計算を行います。今回の場合はPHSで74~110と出力されており、「リスト作成」タブを確認したところ74消費は問題なく使用できそうなため、目標消費を74とします。
74~110のすべてで目的の個体が出現するわけではないので、以下のページを参考に確認を行ってください。
計算方法も下記ページに記載しております。
(HGSS)乱数調整の消費計算について
今回は、徘徊ポケモン数が2匹で目標消費が74のため以下の消費を行います。
徘徊ポケモンでの強制消費:2
ねむり状態のポケモンに話しかける:17回(4*17=68)
ウツギはかせに電話をかける:3回
6.実際の調整
初期seedを合わせる
1.タイマーを設定する2.DSの電源を入れ直し、計算した時間に設定する
3.ゲーム選択と同時にタイマーをスタートさせる
4.タイマーが0になるのと同時に続きからを選択する
5.ポケギアを開き、徘徊ポケモンの位置を確認する
6.徘徊ポケモンの位置が目標の徘徊位置と一致している場合は「乱数を消費するに進む」
<徘徊位置がずれた場合の対処法>
PHSの「seed調整タブ」の計算結果から徘徊ポケモンの位置が一致している行を探す。
目標のseedから、何行離れているかを確認する。
(個人的な体感、4世代乱数調整補助ツールで時間を計算した場合、20F分ぐらい下にあります。参考までに)
下に行くほど押したのが遅く、上に行くほど押したのが早いということになります。
1行につき1フレームの差分があるため、タイマーの数値を増減させてください。
ズレが奇数の場合、奇数ずれというものを起こしています。
HGSSの初期seed決定は1つ飛ばしで決定されているため、奇数フレーム分ずれていると、フレームを調整しても成功しません。
奇数フレームズレている場合は年数を1年ずらしてください。
どちらにずらしてもほぼ変わりはないので、好きな方にずらす。
タイマーのズレを調整後、上記「2.」に戻ってください。
ズレが2Fぐらいになってくると調整しなくてもいいかもしれません。
乱数を消費する
5.消費の計算にて計算した消費を行う消費後、シンクロ要因が先頭になっていることを確認し、目的のシンボルに話しかけて戦闘開始
無事にシンボルを捕獲できた場合、「個体の確認」へ進んでください。
残念ながら倒してしまった場合や、全滅してしまった場合は「初期seedを合わせる」からやり直す。
※色違いを狙っていたが、色違いが出なかった場合も原因を特定するため、捕獲が必要。
個体の確認
個体の確認を行い、無事目標の個体が出ていた場合はおめでとうございます。目的の個体が出なかった場合も電源を落とさず、出た個体から原因を特定する。
■原因の特定方法(消費ずれのパターン) PHSの「リスト作成」タブを開く。
seedの部分に目標の初期seedを入力
種類のコンボボックスで「野生」を選択
「野生エンカウント」のウインドウを設定する
金銀のチェックボックスにチェックを付ける
種族から目的のポケモンを選択
シンクロを使用している場合、「シンクロを適用」のチェックボックスをチェック
ラジオボタンの「能力値で表示」を選択
「□匹出力」の部分を目的の消費数+10ぐらいを入力(例:12消費の場合は22等)
「実行」ボタンを押下
出現した個体がリスト内にある場合、目標の個体(消費数)までの差分を確認
差分の分だけ、消費数を調整(例:12消費目標で14消費の個体が出た場合は2消費減らす)
原因が特定できれば、改善して「初期seedを合わせる」に戻ってください。
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